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「ゆく河の流れは絶えずして」からの脱却
投稿日 2020年11月21日 08:49:07 (新世紀)
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株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「潜在成長率の誤解に殺される(前半)」三橋貴明 AJER2020.10.26 令和の政策ピボット呼びかけ人に、林千勝先生(近現代史研究家)が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を! 紛争と災害の人類史 日本の家のドアは、なぜ「外開き」なのか? [三橋TV第317回] 三橋貴明・大石久和・高家望愛https://youtu.be/7hvDdfRDAYw三橋貴明氏オンライン講演会1112 のライブ配信(アーカイブ)https://youtu.be/pGLd-Db3oN4こども経済教室vol.4。税金の真実。https://youtu.be/JumLGXyRwwY「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。」 大石久和先生がご出演された三橋TVで議論していますが、日本人の歴史観はまさに鴨長明の方上記。 歴史は「流れていくもの」と我々は認識し、テレビの歴史番組でもそのように語られます。 それに対し、ユーラシアの人々にとって、歴史は「蓄積」です。 「紛争」による身内の死、あるいは自身の死と「隣り合わせ」で暮らしてきたユーラシアの人々は、街を城壁で囲み、いざというときは壁の中に逃げ込み「兵士」となる。 壁の外に残っていると、地平線の彼方からやってきた敵(遊牧民など)に皆殺しにされる。 壁の中で生き残るという「権利」を得るためには、敵と戦い、定められた「公の義務」を果たす必要があった。(さもなければ、壁の中の「市民」は全滅しかねない) これは、前回(318回)話していますが、文明を意味する「civilization」が「civil(市民)」からきているのは確実ですが、厳密には「都市の住民」という意味なのでしょう。 つまりは、市民の「市」が意味するところは、福岡市(三橋滞在中)といった行政区分の「市」ではなく、「壁に囲まれた都市」の「市」なのです。そして、壁の中に「文明」がある。 生き延びるために「壁」を必要とした、いつ外敵に「皆殺し」にされるか分からない人々は、歴史を「蓄積的」に考える。例えば身内が殺された場合、「なぜ、自分の身内は死んだのか?」 について徹底的に考え、分析する。その上で、「もう、身内が敵に殺されることがないようにしよう」 と、蓄積的に解決策を積み重ねていく。 あるいは、絶対に歴史を忘れない。祖国を滅ぼされたとしても、歴史を子孫に伝え、臥薪嘗胆し、いつの日か「自分たちの国」を取り戻す。(取り戻せないケースの方が多いのでしょうけれども)(参考) 歴史時事 第十一回「不屈のポーランド」https://keiseiron-kenkyujo.jp/keiseishiron/#rekishi それに対し、我々は「災害列島」の住民です。ユーラシアとは海で隔てられているため、騎馬の大軍が地平線の向こうから襲い掛かってくるといた事態には、ついぞ直面したことがありません。 代わりに、自然災害により身内を失う。とはいえ、「災害」を恨んだところで仕方がありません。何しろ、「人間」ではないため、復讐ができないのです。 だから、水に流す。身内の死という悲しみを「河の流れ」へと送り出し、「また新たな人生」を歩もうとしてしまう。 とはいえ、「安全続きをみる
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Source: 新世紀
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